【現役エンジニアが正直レビュー】HHKB × MX Ergo でデスク環境を変えた話

毎日何時間もキーボードを打ち、マウスを動かしていると、気づかないうちに手首・肩・腰に疲れが溜まってきませんか?

私はネットワーク系エンジニアとして在宅勤務を続けるなかで、ずっと「なんか疲れるな」という感覚を持っていました。そのきっかけで試したのが、HHKB(Happy Hacking Keyboard)とMX Ergo。

どちらも決して安くはありません。でも、使い始めてから数年経った今、「これは自分への投資として正解だった」と感じています。この記事では、実際に長期間使い続けてわかったリアルな感想を、良い点も悪い点も正直にお伝えします。

なぜ高いキーボード・マウスを選んだのか

もともとは普通のキーボードとマウスを使っていました。仕事で使えればいい、くらいの感覚です。

転機になったのは、在宅勤務が増えたことで「毎日長時間使うものだから、少しいいものを使ってみよう」と思ったことです。1日8時間以上使う道具に数万円を惜しむのは、むしろもったいないのでは、という発想の転換でした。

最初はHHKBのLiteモデルから入り(2017年頃)、その後Professional HYBRID Type-Sに乗り換えました(2021年)。MX Ergoは2023年から使い始めています。気づけばどちらも長年の相棒になっています。

HHKB Professional HYBRID Type-S を使ってわかったこと

良かった点

一番驚いたのは、打鍵感がここまで仕事へのモチベーションに影響するとは思っていなかったことです。「タイピングしたい」という気持ちが自然と湧いてくる感覚があり、気づくと作業が進んでいることが増えました。

コンパクトなサイズも想定以上に効いています。デスクのスペースが広くなるだけでなく、マウスを置く位置が体に近くなるので、肩を広げずに済む。これは地味ですが、長時間の作業では大きな差になります。

Bluetooth対応で複数デバイスに登録でき、PC・MacBook・iPadをボタン一つで切り替えられるのも便利です。有線にも対応しているので、充電切れの心配がありません。

気になった点

独特なキー配列は、最初の2〜3週間は慣れるのが大変でした。そして慣れてしまうと、今度は職場のノートパソコンのキーボードを使ったときにミスが増えるという副作用があります。これは結構致命的で、割り切って使い分けるか、HHKBを持ち運ぶかの選択が必要になります。

また、電池式なのでやや重く感じます。ただ電池の持ちは良く、いざ切れてもすぐ交換できるので、慣れてしまえばそこまで気になりません。手首の疲れが出る場合は、パームレストの併用をおすすめします。

MX Ergo を使ってわかったこと

良かった点

トラックボール式の最大の利点は、手をほとんど動かさなくていいことです。通常のマウスは手全体を動かしますが、MX Ergoは親指でボールを転がすだけで操作できます。

最初は「本当に慣れるのか?」と不安でしたが、ポインター速度を自分好みに調整してから一気に使いやすくなりました。2〜3週間で慣れ、それ以降は通常のマウスに戻れなくなっています。

カスタマイズできるショートカットボタンが複数あり、よく使う操作を割り当てることで作業効率が上がります。複数デバイスへの切り替えも簡単です。

廉価版のLogicool M575 Sも持っていますが、手の角度を変えられる機構と安定感、ショートカットの豊富さで、MX Ergoに軍配が上がると感じています。クリック音が気になる場合は最新の「MX Ergo S」を選ぶのが良さそうです。

気になった点

慣れるまでの期間は正直しんどいです。焦らずポインター速度を調整しながら使うのがコツです。

高速スクロールに対応していない点は、長いドキュメントを扱う人には少し不便かもしれません。またトラックボール周辺にほこりや汚れが溜まりやすく、定期的な掃除が必要です。重さもあるので持ち運びには向きません。その点はM575の方が優れています。

HHKB Studio も少し試してみた

HHKB Studioはポインターデバイスが内蔵されており、キーボード単体で操作が完結します。「一つで全部済ませたい」という人には魅力的な選択肢です。

実際に少し使ってみましたが、個人的には2点が気になりました。一つは、HHKB Type-Sの特徴である静電容量無接点方式ではない点。もう一つは、本体がやや重い点です。

ポインターだけで本格的な業務作業をこなすには、私の用途では少し心許ない印象でした。結局MX Ergoのようなマウスが必要になると感じましたが、「1台でどこでも同じ環境を作りたい」「持ち運びが多い」という人にはHHKB Studioも良い選択肢だと思います。

まとめ:周辺機器への投資は、疲れと向き合うことでもある

高いキーボードやマウスは「贅沢品」ではなく、「毎日使う道具への投資」だと、長く使うほど感じるようになりました。身体的な疲れが減り、作業へのモチベーションが変わる体験は、数万円の価値があると思っています。

HHKBとMX Ergoに限らず、毎日触るものに少しだけお金をかけてみてください。自分の作業環境が変わると、仕事や副業への向き合い方も変わります。

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